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 テレビ会議もウェブ会議も,技術を離れ利用の仕方という視点では,相手を見ながら対話するサービスであることに変わりはありません.両者ともオーディオビジュアル通信(リアルタイム会話形通信)の範疇に属します(図2-21参照).しかし,世の中に登場してきた経緯や,システム構成の点で次のような違いがあります.

  • ウェブ会議は,名前が示すように,ブラウザのうえに展開されるアプリケーションです.

  • ウェブ会議は,PC上のグラフィックス表示など「データ」メディアに重きを置いて登場しました.これに対しテレビ会議は,テレビ映像に重きを置いて登場しました.

  • ウェブ会議は,必要な機能をブラウザのプラグインとしてダウンロードすることで実装されます.これに対しテレビ会議は,通常,専用の装置として実装されます.

  • ウェブ会議は,最初からマルチポイント志向で,会議は各参加者が自らのPCの前に座って行われます.これに対しテレビ会議は,通常,参加者が会議室に集まって行われます.

  • ウェブ会議は,ブラウザのプラグインとして実装される性格上,相互接続性のために標準を必要としません.同じプラグインを共通に使うことから,その範囲では相互接続性が問題になることはありません.ただし,異なる製品間では相互接続はできません.

  • 技術が進歩すればそれをプラグインに反映し,ダウンロードによって端末を更新することができます.常に最新の技術を用いることができます.これに対しテレビ会議では,準拠する標準が更新され,その実装が行き渡って新たな技術が使われますので,新技術導入に時間を要します.

 

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