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 この章では,テレビ会議システムやその構成要素から少し外れますが,しかし深い関連のある標準化について,いくつかの側面から説明します.筆者が28年間,ほとんどフルタイムで取り組んできた活動です.
 「標準化」は標準を作るという知的活動のことで,「標準」はその結果を仕様の形で表した文書やソフトウェアを指しています.後述しますが,注意すべきは一般名詞としての「標準」は,その作成団体によっていろいろな呼び方をされていることです.呼び名が違っていても,標準としての機能は同じです.標準化全般について,特に知的所有権との関わりについて解説したITUの文書[10-1]が2014年7月に発行され,参考になります.
 この章では次の項目について説明します.

  10.1 標準化の目指すところ
  10.2 標準化のメリットとデメリット
  10.3 新技術(新標準)の採り入れ方,移行方法
  10.4 各種標準
  10.5 標準化過程
  10.6 標準と知的所有権
  10.7 マルチメディア関連標準の所在場所

 また次の二つのコラムを設けました.
  コラム10-1 国際標準化活動は三重苦?
  コラム10-2 音声符号化と映像符号化で異なる標準化文化

 

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