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 モールス符号は第6.1節と図6-3,図6-4で説明しましたように,発生頻度の高い文字は短い符号で,頻度の低い文字は長い符号で送ることにより,メッセージ全体の送信時間を短縮しようとするものです.ところが,世の中には,文字発生頻度が偏っている文章もあります.図C6-1は長い符号が割り振られている'z'の文字が沢山出て来る文章の例です.モールス符号が苦手な文章と言えます.また図C6-2は逆に最短の符号長が割り振られている'e'を全く使わないで書かれた小説で,これもモールス符号が苦手とする文章です.

 

図C6-1 特殊な文例-1

モールス符号では最長に属する符号「−−・・」が割り振られている'z'がいっぱいの文例です.

 

図C6-2 特殊な文例-2

モールス符号では最短の符号「・」が割り振られている'e'が全く現れない文章です.フランス語が原文で'e'を全く使わないで書かれ,それを英語に翻訳しても'e'が現れない例で,二重の驚きです.

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