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 本章では,テレビ会議システムの構成について,論じます.
 「システム」という用語はいろんな局面で使われています.広辞苑では「複数の要素が有機的に関係しあい,全体としてまとまった機能を発揮している要素の集合体」と定義されていて,テレビ会議システムではまさしくこの意味で「システム」が使われています.
 すなわち,この章で言及するのは,テレビ会議システムがどのような要素で構成されているのか,それらの要素間にはどのような関係があるのか,です.
 テレビ会議システムは,大きくは端末,ネットワーク,MCU(Multipoint Control Unit,多地点通信制御装置)で構成され,複数の端末が相互に,あるいは端末とMCUが,ネットワークを介して接続されます.
 テレビ会議の通信は,テレビ会議端末と相手のテレビ会議端末が1対1で接続される通信形態(ポイント・ツー・ポイント)と,複数のテレビ会議端末がMCUの助けを借り相互に接続される通信形態(マルチポイント)に分かれます.マルチポイント通信では関わる要素が増えるため自ずと複雑なシステムになります.
 この章は次の節から成っています.

  3.1 システム構成
  3.2 ポイント・ツー・ポイントのテレビ会議システム
  3.3 マルチポイントのテレビ会議システム

 また次のコラムを設けました.

  コラム3-1 フレーム周波数に30/1.001の割り算が出てくる理由
  コラム3-2 テレビ会議とウェブ会議

 

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