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 この通信形態では,2台の端末装置がネットワークを介して接続されます.ネットワークは多様な通信端末を収容しますので,テレビ会議に特有の機能を持つわけではありません.従って,テレビ会議に関わる機能はすべて端末装置で実現されます.
 テレビ会議端末の内部構成を,ネットワークがISDNの場合のH.320[3-1]端末について図3-2に示します.第9章で詳しく述べますように,ネットワークが異なると端末装置の構成も変わってきますが,H.320は時代的に最初に作られたテレビ会議システムの標準で,後続のテレビ会議システム標準にとって雛形になりましたので,その端末を代表例として示します.
 以下に各構成要素を説明します.

 

図3-2 テレビ会議端末の構成 - H.320端末の例

左端に人間の利用者,右端にネットワークがあり,端末装置は利用者とネットワークの双方にインタフェースを持ちます.利用者に見えるのはメディア入出力のデバイスと制御用のリモコンですが,端末内部ではメディア情報の処理や,ネットワークに送出あるいはネットワークから受信のための変換,制御信号処理など多様な処理が行われます.各要素には該当する国際標準が示されています.

 

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