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 本章では,テレビ会議に使われる音声,映像,データのメディア情報がいかにして圧縮符号化されるか,主にその仕組みを説明します.ここで音声メディアは会議参加者の発する言葉を伝え,映像メディアは会議参加者の様子を伝えます.データメディアはそれ以外の会議に必要な情報を扱う位置づけで,音声メディア,映像メディアと同時に利用者に呈示されます.
 音声と映像は原信号がアナログですので,それをディジタル信号に変換するところから圧縮符号化が始まります.これに対しデータメディアはPCで作られたファイルのように,もともとディジタル情報の場合が普通で,圧縮して送られる場合もあればそのままで送られる場合もあります.
 メディア符号化は,テレビ会議で利用するネットワークの帯域幅(ビットレート)とサービス品質を決めることから,テレビ会議システムを特徴付ける中核的な構成要素と言えます.

 この章は次の節から成っています.

  6.1 共通技術
  6.2 音声符号化
  6.3 映像符号化
  6.4 データ符号化

 また次のコラムを設けました.

  コラム6-1 モールス符号が苦手な文例
  コラム6-2 可聴帯域外の音が聞こえるってほんと?
  コラム6-3 CDとMD
  コラム6-4 映像フォーマットの熱い議論
  コラム6-5 ムーアの法則
  コラム6-6 H.261とH.265/HEVCの標準化作業量

 

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